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2007年02月28日
ライセンス
午後三時 中途半端な時間に入ってきた大阪商人は店長こと夏目さんに言うのであった『ショップテエシャツゆうて 米国なんかじゃあたりまえでっせ メリヤスの肌着にお店のマーク刷って お客がおみやげに買うていきまんねんで...この味やったら ぎょうさん売れまっせ儲かりまっせ...メリヤス工場世話しましょか?』カレーライス以外で売り上げを立てることなど アウトオブザ眼中の夏目さん 色々やればいいのにとおもうカレーパンダこと石波狂太郎であった...
2007年02月27日
バックドア−
カレー作りでもっとも大事な仕事がタマネギの外皮むきで ほんのちいさな外皮が着いているだけで カレーソースのくちあたりがわるくなっちまうんだ!と店長の夏目さん でもね このパンダの手はね 滑るんです 夏目さん『森後一 勝手に作詩変えちゃねぇ... 初心忘るべからず 出来なかったんだね...勝手に作詩変えちゃねぇ...』カレーパンダこと石波狂太郎 明日は我が身...
システム調整中
もうしわけございません。もうすぐ復帰します。
2007年02月24日
アウトライン
そこになくても チリパッチリ見えるこれ 現実よりもあざやかで ほにゃにゃにゃにゃ〜んとしちまう カレーパンダこと石波狂太郎であった...
2007年02月23日
パドル
カレーをかき混ぜる木ヘラはまるで水をかく櫂のようで 漕いでも漕いでもパラダイスは見えてこない どこへ行くのかも忘れて 漕ぎ続ける 気がつくとまろやかなカレーが出来上がっている ...
2007年02月22日
仕込み
悲しいとき とてもうれしいとき タマネギを切るとき 涙はでる 動きもしないし話もしないタマネギ そんなタマネギなのに...石波狂太郎ことカレーパンダは思うのだった
2007年02月21日
好景気
あれから一と月がたち カレーハウス”ボンボン”の取り引き先のお肉屋さんから誘われて高級クラブで談合している店長こと夏目さんの顔も元にもどっていた 美味しいお肉を特安価格!のアンデスから訪日の”パンチョ−ラ佐野”は100万頭の牛を飼っている 一晩で一億円!あたりまえだのクラッカーですって...
2007年02月20日
オーダーメイド
searsの作業靴36ドルはナイスフィットなオールドスタイル しかし今や入手困難 ならば特別注文 オイルドレザーのビブラムソール 出来上がりがおたのしみ
2007年02月19日
善行が空となり
そうしてハンマーシャークマンはおたずね者となり 逃がしたブラッキー中島は百叩きの刑 カレーハウス”ボンボン”のママさんこと桃奴は涙に暮れ 店長の夏目さんは罪悪感にかられ おれ石波狂太郎ことカレーパンダは 世の中を少しずつ 味わうのであった...第ニ部へつづく
チョーク攻撃
介錯人の刀が振りおろされたそのとき...野次馬群集から風のごとく現れたブラッキー中島『殺すこたあないざんす!ブラッキーツイスト!(度の強いレンズで相手の目を廻す必殺技)』介錯人の手元はくるいお縄を切った...ブラッキー中島!この借りはリングの上で必ず返す!走り去って行くハンマーシャークマンだつた...
2007年02月18日
蘇生
電気ショックにより 一命を取り留めた銭形屁次 しかし処刑場では いままさに 介錯人の刀にお神酒が注がれようとしていたのでした...
2007年02月17日
ライフセ−バー
銭形屁次は大川から流され相模湾へと そこでは波板工場の五郎助と工場長のたかみもんが 寒風吹き荒むなかウナギの稚魚漁りをつづけていた... 五郎助『そいつあ...十手持ちの銭形屁次だぜ!たかみもん!119番だ!』
2007年02月16日
市中引き回し
意気揚々と馬上の大岡色前守 お決まりの町人たちのひそひそ噺 『なにを仕出かしたんだい?』『なんでも銭形屁次親分を半殺しにしちまったそうでさ』『よりによって相手が悪いねえ...』野次馬掻き分け どいとくれよ!と桃奴 『アッ...アンタ...』 しかし時すでに遅し 処刑場へと引き回されるハンマーシャークマンであった...
2007年02月15日
打ち首
下帯を捕まれハンマースィング 勢いあまって千切れた下帯 ナマコ塀を飛び超えて 遥か彼方の銭形屁次...コレッ!天下の御白洲で不届き千万!よってその方 打ち首と処す!これにて一件落着!あっさりと 裁きを下す 大岡色前守であった...
2007年02月14日
ぶちぎれ
ママさんこと”桃奴”その名前が夏目さんの口から出た瞬間だった 突然ハンマーシャークマンがハチミツ取られたグリズリーの雄叫びよろしく 銭形の親分へと襲いかかったのでした...どうなっちゃうの?大岡裁き...
2007年02月13日
ミイラ取りがミイラになる
こっ...これはいかがした!『どおもこうもありませんよ!この十手持ちが うちのママさんを手込めにしようとしてたんですよ...』 ニヒルチックな夏目さんもこのときばかりは只事ではすまされなかったのでした...つづく
まおとこ
そこへ やって来たのはカレーハウス”ボンボン”の店長夏目さんであった カレーハウス”ボンボン”のママさんこと桃奴がやきとり屋から先に帰ったことを 気になって探していたのでした...本業かな?と芸者の置家さんに訪ねてみたが『桃奴姐さんはお休みよ』と後輩芸者”杏奴”の戯れっつく袂を振りはらい 桃奴のおうちへとやって来てみたが...なんとそこでは...見てはいけない物を見てしまったのでした 桃奴『夏...夏目ちゃん これは違うんだよえ...』銭形屁次『そ...そうなんでえ...なにがなにやら...』店長夏目さん『銭形の親分さん 御白洲で説明してもらいましょうか?』
桃固め
『しなびた茄子でもあるまいし いつものアンタと大違い...』お色気呑気な桃奴 暗闇まさぐる桃尻りに敷かれる稲荷はひとちがい...あっしは明神下の十手持ち”銭形屁次”でござんすよ...
2007年02月12日
下帯
ハンマーシャークマンをまちわびるカレーハウス”ボンボン”のママさんこと桃奴の”桃固め”などつゆしらず 灯りを消した真っ暗な部屋へと上がる銭形屁次であった...
2007年02月11日
まちぶせ
銭形屁次が向かった先は ハンマーシャークマンのレコ カレーハウス”ボンボン”のママさんこと桃奴のおうちであった『ごめんよ』 桃奴『あっ!あのひとだ!おもいっきり甘えちゃを...』つづく
2007年02月10日
はて
思案の大岡色前守 アタシのコレ?あたし=おんな の=チャンピオンベルト コレ=イイ男 逆から並べて イイ男のチャンピオンベルト=ハンマーシャークマン アタシ=ハンマーシャークマンのレコ 屁次!耳を貸せ...『ふむふむ...さすがは大岡様 てえしたもんでございやすね!』白洲から走り出る 銭形屁次親分であった...
2007年02月09日
しらぬぞんぜん
そのころ 『あのひと コレを見たら 大層喜んでくれるだろうねえ...それにしても 遅いじゃなえかえ...帰ってきたら ”桃奴固め”で 甘えちまうからねえ...』ハンマーシャークマンをまちわびる カレーハウス”ボンボン”のママさん桃奴であった...
白洲
いよいよ始まる大岡裁き 大岡色前守『ブラッキー中島とやら そのほう 奪ったチャンピオンベルトはいかがした?』 ブラッキー中島『へいっ...あっしとしたことが お恥ずかしいんですが...身投げ女に 盗まれちまいまして...ヘッヘッヘッ...』 大岡色前守『御白洲において まだなお 白を切るとは 不届き千万!わしも忙しい身 客を待たせておるゆえ 手間は取っておれぬのじゃ!さあ 洗いざらい 白状せい!』 ブラッキー中島『嘘じゃございやせん...歳の頃は三十ニ〜三の 小股が切れ上がった いい女で...そう言やあ 揉みあってるときに アタシのコレの!だとかなんとか ほざいていやした...ホントでございやす...』
2007年02月08日
しかけ
こっ...これっ屁次!十手を預かる身で 出歯亀とは不謹慎であるぞ!銭形屁次を叱りつけるは 南町奉行”大岡色前守”おな〜りぃ『みなの者 面を上げえ〜ぃ』
タフガイ
かまぼこ職人『銭形の親分さん...出てきやしたよ...』銭形屁次『こいつぁ驚いたぜ...飛んで灯に入る夏の虫たあ〜このことでえ!黒縁メガネいやさブラッキー中島 おとなしくお縄につきやがれてんで!』おみごとな捕り物劇であった このあとは天下の南町奉行の御裁きへとつづく...
2007年02月07日
作者より
私事で申し訳ないが 朝から10㎞はアウトラインを絵いていて もう中指のタコも破裂寸前 気分転換で カレーパンダとはまったく関係ない 煩悩のラインを絵かせていただきます...
酒池肉林
キャバレー竜宮城 若手人気浮き世絵師”歌川玉光”飲めや歌えの大宴会 螢の光で御勘定 聞いてビックリ玉手箱!出かけるときは忘れずに...
2007年02月06日
無添加
息を切らせてカレーパンダこと石波狂太郎 これこれしかじか... かまぼこ職人『殺生ばかりの地獄行き なれば聞きたい極楽浄土の鐘の音 ここはひとつ人助けえ...』芝居がかった台詞をあとに いざ大川へと勇み足
なか
あれ?夏目さんだ...またしても 大人の世界を見てしまった かまぼこ屋へと走るカレーパンダこと石波狂太郎であった...
餅は餅屋
大川の中州へやって来た 銭形屁次 『こりゃひでえ匂いだぜ...この土左衛門 人間を喰らってやがる...おっと まだ息があるじゃねえか!悪りいが おめえさん かまぼこ屋までひとっ走り行って かまぼこ職人を連れて来てくんねえか?』銭形の親分に 使いを頼まれた野次馬 カレーパンダこと石波狂太郎だった...
ネオン街
おれは もう一軒寄るからと ネオン街へと消えていく夏目さん...家路にむかう千鳥足 カレーパンダこと石波狂太郎 そこへ『邪魔だ邪魔だ!どけどけ〜っ!』と 人波をかきわけ駆け抜ける明神下の十手持ち”銭形屁次”親分であった...
2007年02月05日
土左衛門
てえへんだぁ〜銭形の親分!なに〜っ 大川で土左衛門だと...仏さんは男か女か?鮫人間だと?なにを寝ぼけたこと言っていやがるんでえ!ちょっくら行ってくるぜ!つづきは あとでじっくりとな...
入喰い
海から大川へと逆流されているのに気がつかないハンマーシャークマンのあんぐり開けた口の中へドンズバと突っ込んだブラッキー中島...そんなことなど知らぬぞんぜん橋の上では 悪事をはたらいた罰だ 自業自得ってもんだよ...さあっと あのひとを探してこのチャンピオンベルト巻いてあげよ...
ダイブまたはパーリング
そのはずみで 足を滑らせ 大川へと落ちていくブラッキー中島であった...
はちあわせ
あっ...アンタ! ブラッキー中島じゃなえかい!そのチャピオンベルトは アタシのコレのだよ!お寄越し!さあっ早く!
身投げ
もう二度と あのひとは帰ってはこないんだ...もう生きていたって 屍さ...水面に浮かぶお月さん 馬鹿な女と笑うがいいさ... 目下に流れる大川へ 飛び込む決意のカレーハウス”ボンボン”のママさんこと桃奴であった...
逆流
ウナギの稚魚捕りをデモンストレーションする ハンマーシャークマン だが今宵は一年に一度の大川大逆流の潮日であった その勇姿は 流れに乗って上流へと消えていったのでした...
2007年02月04日
フィーリング
ほろ酔い気分の夏目さん 『本物はホンモノにはなれないんだぜ...』カレーパンダこと石波狂太郎へと言った どういうことなんだろう?
2007年02月03日
節分
なんだよ〜ハンマーシャークマン負けかよ...スゲ〜っトレーニングしてたらしいよ...毎日頑張ってもダメなもんはダメ おれも去年の暮れにさ 踏み倒しに遭っちゃってさ ヤバイよ〜...子供のミルクも買えねえよ...人生キビシ〜ッてのに 鬼ちゃんが 羨ましいよ 一年に一回働けばいいんだからさ もうそろそろ 仕事じゃないの〜?それっ!当たり!
2007年02月02日
優勝祝賀会
ブラッキー中島!タイトル防衛バンザイ!メガネポーズでキメル 若手人気浮世絵師の歌川玉光であった...
密漁
故郷の海へ帰って来たハンマーシャークマン 月明かりの海はとてもきれいで 潮騒の音だけが...のはずなのに...『今年はだめだな〜これも地球温暖化の影響か?』そこには元禄時代から続く 波乗り板工場の親方”五朗助”が副業のウナギの稚魚捕りをしていたのだった...
満月
なんだか後味の悪い試合だったな〜 カレーパンダこと石波狂太郎であった
2007年02月01日
あわせ貝
四谷赤坂麹町 ちょろちょろ流れるお茶の水 惚れたふたりは小舟漕ぎ あんたとあたしの水入らず カレーハウス”ボンボン”のママさんこと桃奴 大川へと落ちてく涙であった...